結婚式。それは、ふたりが歩み始める新しい人生の第一歩であり、かけがえのない記念日です。そんな特別な日に贈る「引き出物」や、やむを得ず参列できなかった場合に贈る「結婚祝いのプレゼント」には、感謝と祝福の気持ちを込めることが何より大切です。
今回は、結婚式の引き出物や欠席時のプレゼント選びのマナーや相場、感動を届けるギフトの選び方をご紹介します。
目次
結婚式の引き出物とは?
結婚式の引き出物は、単なる贈り物ではありません。それは、「今日という日を、あなたと一緒に過ごせてうれしい」という想いをそっと手渡す、感謝のしるしです。
もともとは、披露宴で振る舞った料理を持ち帰ってもらう“おすそわけ”が由来とされる引き出物。時代とともにその形は変わっても、「ありがとう」の気持ちを贈る文化は、今も大切に受け継がれています。
現代の引き出物では、「記念品」「引き菓子」「縁起物」の3点を組み合わせるのが定番スタイル。
記念品には、日々の暮らしにそっと寄り添う実用品や、選ぶ楽しさそのものを贈るカタログギフトが人気です。
また、披露宴で振る舞われるごちそうのお裾分けを象徴する「引き菓子」には、バウムクーヘンやなど、幸せが幾重にも重なるよう願いを込めたスイーツが選ばれます。
さらに、鰹節や昆布といった「縁起物」には、末永いご縁と健やかな未来への祈りが添えられ、贈る人の温かな気持ちをさりげなく伝えてくれます。
こうして見てみると、何気なく受け取った引き出物の一つひとつにも、実は深い意味や想いが込められていることに気づかされます。贈る側の「ありがとう」と「これからもよろしくね」が、さりげなく形になっているのです。
引き出物の相場と選び方のポイント
引き出物の金額相場は、ゲスト1人あたり5,000円〜10,000円程度が目安とされています。ただし、金額以上に大切なのは、「誰に、どんな気持ちを伝えたいのか」を考えること。
たとえば、人生の節目を見守ってくれた上司には、品格のある贈り物を。気心の知れた友人には、思い出を分かち合えるような、心温まるアイテムを選ぶと良いでしょう。
何よりも大切なのは、「ありがとう」の気持ちがしっかり伝わること。価格や流行にとらわれすぎず、あなたらしいおもてなしの気持ちが込められた一品を選ぶことが、心に残る引き出物になります。
欠席する場合、プレゼントは必要?
やむを得ず結婚式に出席できなかった時、「何か気持ちを伝えたい」と感じる方は多いのではないでしょうか。そんな時は、ご祝儀に代わる心のこもったプレゼントを贈ることで、お祝いの気持ちを丁寧に伝えることができます。
贈るタイミングは、結婚式の1週間前から、遅くとも1か月以内が目安。ほんの一言でも、手書きのメッセージカードを添えると、温もりがぐっと増します。
おすすめギフトは、夫婦で楽しめるような非日常感のある食品。高級なお肉やお魚、箱入りのメロンやマンゴーなどの果物、ラグジュアリーなシャンパンやワインは、上品で特別感があり、お祝いの気持ちをしっかり伝えてくれるアイテムとして選ばれています。
喜ばれるものは、非日常を感じられる上質なお肉やフルーツ、お祝いのシーンにふさわしい高級感のあるお酒など。
中でもワインやシャンパンは、ふたりで過ごす特別な夜にそっと寄り添い、忘れられない乾杯のひとときを演出してくれます。
結婚祝い&内祝いにおすすめ!
海の物語を閉じ込めた赤ワイン「SUBRINA」
結婚式のテーマやふたりの出会いのエピソードに、海が関係しているなら、ぜひおすすめしたいのが「SUBRINA」の赤ワインです。海の近くの式場での振る舞いワインとしてもぴったりですし、海好きな二人からゲストへのサプライズワインとしても素敵な演出になります。
このワインは、海底でゆっくりと熟成されたという特別な背景を持ち、まるで時の流れごと贈るような一本。
華やかな香りと奥深い味わいが特徴で、単なるお酒を超えた“ストーリーのあるギフト”として、多くの人の心に残っています。
結婚式の引き出物としてはもちろん、お祝いをいただいた方への内祝いにも最適。「ふたりの人生に、豊かな時間が流れますように」そんな願いを込めて贈る、唯一無二の赤ワインです。
SUBRINAは六本木ヒルズにあるギフトショップ、g KEYAKIZAKAでもご紹介いただいています。
「丁寧に紡がれたお言葉のひとつひとつに、私たち自身がこのワインに込めた想いが重なって、思わず胸が熱くなりました。
SUBRINAは、南伊豆の海底でゆっくりと熟成させて生まれる1本。“時間が味わいを育てる”このワインの変化は、これから歩み始めるふたりの人生とも、どこか重なるものがあります。
互いを理解し合い、すこしずつ深まっていく関係。その先にある“しなやかで、奥行きのある味わい”を、SUBRINAは静かに、そして確かに映し出してくれるはずです」
人生の節目に寄り添えることは、ブランドとして何よりの喜びです。出産祝いをはじめ、内祝いなどの特別なシーンにも、記憶に残る一本としてお選びいただければ嬉しく思います。
「のし」対応で、きちんと伝わるお祝いのかたちに
SUBRINAのワインギフトは、ただ美しくラッピングされているだけではありません。結婚式やお祝いの場にふさわしい結びの“のし”対応も行っており、正式な贈り物としての品格もしっかりと備えています。
「寿」「御祝」「ご結婚祝い」などの表書きやお名前の指定ができるため、フォーマルな場でも安心。伝統と心づかいを大切にした、贈る人の想いが“きちんと伝わる”逸品として、おすすめです。
包装を開くその瞬間、ただのギフトではなく、贈り主の気持ちまでそっと包まれていることが伝わる。そんな贈り物を目指したい方に、SUBRINAのワインギフトはぴったりです。
Profile
高浦 彩加 Ayaka Takaura
海と自然を愛する、SUBRINAエディター。ワインや日本酒、美味しいご飯やスイーツを求めて日々情報収集中! ワインの魅力をより深めていける豆知識や、ワインを楽しむためのポイントなどをお届けしていきます。