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1分でわかる!ワインと過ごすための豆知識
ワインを今よりもっと美味しく、楽しく飲めたら、食事シーンも豊かになりそうだと思いませんか?
でも、ワインって複雑そう…。そう感じて、気軽に手が出せないという人も多いのではないでしょうか。
日本では敷居が高く感じるワインも、フランスでは暮らしの中にコーヒーのような感覚で根付いている飲み物。なので、飲み方や銘柄などを知っていても知らなくてもカジュアルに楽しめればそれでOK。
「Life with Wine」企画では、日常生活で役立つワインの豆知識を1分でお届けします!
今回はワインの味わい方を知りたい方におすすめな「ワインを飲む4ステップ」についてです。
初心者向けワインテイスティングの基本
ワインテイスティングは、ただ飲むだけでなく、視覚、嗅覚、味覚を駆使してワインを楽しく味わう方法です。この記事では、初心者でも簡単に実践できるワインテイスティングの基本ステップをご紹介。これを参考に、ワインの新たな魅力を発見しましょう!
01.視覚/ワインの外観を観察する
まず、ワインの色を観察してみましょう。グラスにワインを注ぎ、白い背景や明かりを使って色を確認します。これにより、ワインの年齢や品種をある程度予測することができるんです。
赤ワインならルビー色やガーネット色が見られるでしょう。例えば、若い赤ワインは鮮やかなルビー色をしており、熟成した赤ワインはガーネット色や茶色がかっている傾向があります。
白ワインなら淡い黄色や黄金色が見られるはず。白ワインも同様に、若いものは淡い緑がかった黄色、熟成が進むと黄金色に変わる傾向があります。
ぜひ、飲む前にワインをじっくり観察してみてください。
02.嗅覚/ワインの香りを楽しむ
次に、グラスを持ち、まずはそのまま鼻を近づけて。そして軽く回すると香りが引き出されます。
これは「スワリング」と呼ばれるプロセスで、ワインと空気を触れ合わせることで香りを強くします。グラスに鼻を近づけて深呼吸するように香りを嗅ぎます。この最初の香りを「アロマ」と呼び、ワインの第一印象を感じることができます。
香りの第一印象を楽しんだら、さらに詳しく香りの種類を感じてみましょう。
フルーツの香り(リンゴ、ベリー、シトラスなど)、花やハーブの香り(バラ、ミントなど)、スパイスや木の香り(バニラ、シナモン、オークなど)を見つけることができます。
これらの香りは、ワインの品種や製造方法、熟成期間によって異なります。香りは口に含んだとき、最初に感じられるものなので、好きな香りのものを見つけると好みのワインに巡り会える可能性が高くなるはずです。
03.味覚/ワインを口に含んで味わう
いよいよお待ちかね!ワインを味わうステップです。
少量のワインを口に含み、ゆっくりと味わいます。ワインを口の中で転がして全体に行き渡らせることで、さまざまな味を感じることができます。これは、ワインの風味を最大限に引き出してくれる飲み方。
酸味は舌の横や後ろで感じ、甘味は舌の先で感じ、渋みは赤ワインのタンニンからくる口の渇き、苦味はワインの複雑さを感じる軽い苦味です。
最後に、ワインのテクスチャーと余韻を楽しみましょう。ワインの質感(軽い、滑らか、重たいなど)を感じ、ワインを飲み込んだ後に残る味わい、つまり余韻を楽しむことができるのもワインの魅力の一つ。
04.総合評価
最後に、ワインのバランスと調和を評価します。酸味、甘味、渋みのバランスが取れているか、全体の調和を感じるかを確認します。
バランスが良いワインは、各要素が調和していて、飲みやすく、楽しみやすいです。また、自分の好みを見つけるためにテイスティングノートに感想をメモすることもおすすめ!
どのワインが好きか、どのような特徴が好みかを把握することで、次回のワイン選びがもっと楽しくなりますよ。
味わい方を知ると、もっと美味しく感じるのがワイン!
初心者でも気軽に始められるワインテイスティング。
視覚、嗅覚、味覚を駆使して、自分だけのワインの楽しみ方を見つけてください。
そして、テイスティングを通じて、ワインの魅力を存分に味わってください。
ワインの世界は広く、深いもの。その一歩を踏み出すことで、新たな楽しみが広がることでしょう!
Profile
高浦 彩加 Ayaka Takaura
海と自然を愛する、SUBRINAエディター。ワインや日本酒、美味しいご飯やスイーツを求めて日々情報収集中! ワインの魅力をより深めていける豆知識や、ワインを楽しむためのポイントなどをお届けしていきます。